IKEA生木ツリー取説
毎年11月中旬、IKEAで生木のクリスマスツリー(モミの木)が販売される。
プラスチックのツリーが好きになれなかったことと、収納場所に困るので、何年もの間、我が家にはツリーというものがなかった。IKEAが神戸にできた年、生木のツリーが発売されると同時に一家中がすっかりこの生木ツリーのファンとなり、毎年発売日を待ってツリーを買いにでかける。
IKEAの生木ツリーのいいところは、シーズンが終わったら返却できるところ。そして、返却すると購入チケットが金券となり、ツリーと同額のお買い物ができるところ!(つまりレンタル?)また、生木ツリーの魅力は何と言ってもその香り。
発売当初は外国からの輸入物で、モミの木の香りも高かった。数年後検疫で引っかかったらしく、販売量が極端に少なかったことがあった。そのせいか、その後モミの木は国産に変わり、香りは控えめになってしまった。でも、プラスチックにはできないこの演出にクリスマス気分は一気に盛り上がる。
【用意するもの】
ツリーを買いに行くとき、忘れてはいけない持ち物は軍手。
スタンド立てるために調整用の園芸のこぎり(100均で充分)
【ツリーの買い方】
IKEAについたら、まずレジの人に口頭で「ツリー1本」と申告。会計を済ませて購入チケットをレジで受け取る。(初めて買うときは、ツリースタンドの購入も忘れずに。)
そして、外に山ほど積まれているモミの木の山から我が家の1本を見つけ出して連れて帰る。この作業が手間だけど楽しい。(軍手はこの時に使う。)
(このように梱包されている。)
我が家のチェックポイントは以下の通り。
①木の高さ
②木の根元がまっすぐかどうか。→スタンドに立てるとき、極度にゆがんでいるとまっすぐに立てられない。
(根元を少しカットするのでそれを頭に入れておくこと。)
③頭頂部に適度に横枝が付いていること。
④葉の色はできるだけ濃い緑色の物。
我が家の1本を選んだら、梱包台に用意されている新聞紙で葉が落ちないように、さらにグルグル巻きにして持ち帰る。
【設置場所】
設置場所はできるだけ涼しいところ(寒いところ)がいいようだ。床暖がある部屋の場合、台に乗せた方が良い。このツリーの最大にして唯一の難点は葉が落ちること。我が家は南側の太陽が燦々と当たる場 所に置いているのでクリスマスが近づくにつれてどんどん葉が落ちてしまうので、毎日の掃除はもちろんのことながら、できるだけ触らないようにしている。
【設置方法】
家についたら、ベランダなど屋外で梱包を解き、全体にジョウロなどで水をかけて木を洗う。枯草など、結構いろんなものが付いている。(カマキリが出てきたこともあったっけ。)
スタンドに立てる前に、スタンドに入れてみて邪魔な下枝を払う。そして、根元を1㎝ほどのこぎりでカットすると水揚げがよい。
今売られているスタンドはバージョンアップしていてちょっと違う形になっている
そして、まっすぐに立っているか確認しながらねじを締める。このときは、木を支える人とねじを締める人と二人でセットすると楽だろう。
そして水を入れて設置完了!後は飾るだけ。
今年の我が家のツリーはこれ↑
例年は木を選ぶときに係の人に申し出ると梱包をほどいて枝ぶりを見せていただけるのだが、今年はなぜか見せていただけず、想像力を駆使して選んできた。想像だけで選んできたにしてはまあまあかな?
【日常のお手入れ】
落葉防止に木全体に霧吹きで水をかけるといいらしい。うちでは、普段は家のことに関心がないのに、ツリーだけは熱心に世話をしてくれる夫がせっせと霧を吹いてくれている。
また、スタンドの水が減ったら補給する。期間中に1度でも頑張って水替えすると(小さなペットボトルや新聞紙などを使って古い水を掬いだす)葉っぱの持ちがよい気がする。今年はクリザール(切り花の延命剤)を買ってきて試しに入れてみようかと思っている。
(留守番中の子供たちがデコった今年のツリー)
【使用後】
例年は水からあげて再び新聞紙にくるんで返していた。しかし、今年の引換券の裏に「飾りを取ったら新聞紙の上やビニール袋の中に適当な大きさにカットしてそのまま放置して乾かすと運びやすくなります」とアドバイスがあったので、今年はこの方法で持っていこう。
(おまけ)
また写真がひっくり返っちゃったけど、今年かった木についていたタグ。
誰も食べないと思うけどなぁ…