下顎骨骨折

市民院送りとなった私。

大きな病院だけに、紹介状を持って行ったにもかかわらず、一つ一つ時間がかかる。

ようやく口腔外科に通されたと思ったら、即再検査。

そして写真を見た若い先生曰く「手術で治す方法が一般的。とはいえ、口の中から手術できるので、傷跡も残らずいいですよ。念のためにもう一度CT撮ってきてください。」とふたたび検査。(初めからレントゲンとCT撮っておいたらどうだ?)

 

CTを撮ってもどると、今度は担当が中堅どころの先生に代わっていた。「CT撮ってみたら、骨折箇所が他にも見つかりました。これは手術ですな。」的な説明に慌てて外で待たせていたオットを呼んでもらい、二人で説明を聞く。

 

めっちゃ下手な絵だけど、折れていたのは赤いところ。

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左の下顎骨関節突起(頬骨)の根元がぼっきり内側に倒れ、おとがい骨(いわゆる猪木の顎骨)の真ん中が半割れ。右の筋突起にひび…先生は、一応丁寧に手術した場合、しなかった場合。と説明してくれるけど、断然手術押し。折れたところに細いプレートを貼り付けて真っ直ぐに戻す手術。「手術のデメリットは顎の外側に傷が残ることぐらいかな。」と軽くおっしゃる。

 

しかし…手術となると1週間入院。いくら子どもたちが大きくなたとはいえ、まだ小学生と中学生。お弁当も作らなくちゃいけないし、仕事もそんなに休めないし二つ返事では「おねがいします。」とは言えない。そこで、かかりつけ医でもある友達に電話してアドバイスを請う。すると、かかりつけ医と提携している口腔外科医の判断では、手術は必要ない。とのこと。写真を見てもらっているわけではないので…との前置きつきなので、ますます悩む。

 

手術押しの先生はとっとと話を進めていく…手術と言っても今すぐできるわけではなく、麻酔科との調整が必要。手術するとしても来週。おとがい骨だけだったら、ここでも(診察室)でできない事もない…などといいながら、とりあえず、開きっぱなしのこの顎を閉じるために処置してもらう。

 

診察台にあがると、顎の傷(近所の外科でテープ貼ってもらってた)を見て「骨見えてるじゃないか!」と洗浄縫合。そして、先生が体を張って顎を寄せ、矯正のブラケットの倍以上太い針金を細いワイヤーで歯にくくりつける。(その時は、麻酔を打たれてるので、感じなかったのだけれど、後からみたら歯茎にワイヤーが通過していた!)そして、上下の歯をゴムでぐるぐる巻きにして完全固定。これを専門用語で顎間固定というそうだ。

 

この状態でまた術前検査の旅に送り出される。あれほどたくさんの人であふれていた院内も閑散としてきた。顎間固定の処置で結構な体力を消耗してフラフラしながらまた検査室がある二階へ。今度は、肺機能の検査まである。口固定されてるのに無理ですから。

 

検査を終えて診察室に戻ると、先生は晴れ晴れと「麻酔科と調整できたから」と予約を入れ、話しながら入院中の食事のオーダーまでしていた。そして、「明日最終判断を聞かせて。」と翌日の予約を入れ、痛み止めと抗生剤、栄養剤を出してくれてようやく帰宅。(病院の診察時間はとっくに終了していた。ほぼ丸一日病院にいたわけ)

 

このとき先生の言う「最終判断」とは顎の真ん中と左の関節突起と2カ所手術するか、真ん中だけにするか。の判断。(この時点では右のひびは発見されていなかった。)私は手術をするかどうかで悩んでいるというのに…先生のテンションが上がれば上がるほど私の気分は落ち込んでいくのであった。

 

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