顎間固定 2
翌日、転院先で変更された顎間固定。
少し口を開けられるようになった(1cmぐらい)ので、食事も完全液体から流動食へ。
全粥に鮭フレークを混ぜてみたり、とろろを混ぜてみたり。
子どもにろくな離乳食を作らなかったずぼら母なので、面倒極まりない。
でも、自分のことだし、これを食べなければ、本当に倒れてしまうので(仕事中にふらつくこと一度や二度ではない)頑張って作り、頑張って食べる。というか吸い込む。
この固定の間、忙しい朝はバナナヨーグルトスムージーに各種ゼリー食(ウィダー、カロリーメイトなど)。昼も職場でゼリー。おやつにプリンなどを食べてエネルギー補給。夕飯だけ時間が取れるのでお粥+α
お粥といっても、普通に家族に炊いたご飯に味付きのだしを分解して振りかけ、お湯をかけてレンジでチン。そしてバーミックスでつぶす。(ミキサー食というらしい)
どれも同じようにすりつぶされていても、味が違う物が何種類かあると満足度が違う。介護する日が来たら役立つだろうか。などと思いながら、肉じゃが、コロッケ、煮魚などをミキサーにかけたり、ほぐしたり、豆腐、ごま豆腐、卵豆腐をつぶして飲む。
気に入っていたのはマグロのたたき+トロロ丼。栄養も取れるし、何より食べやすい。この頃はお粥の上にマグロとトロロをのせていたが、ご飯が食べられるようになっても続けていた。
マグロのたたきにネギを入れてもいいのだけど、ネギが装置に引っかかって食べにくい。マグロの代わりに明太子の時も。子どもたちが横でいつもうらやましがっていた。
栄養ドリンクもいろいろある。シリアル好きな私は、こんな物を見つけて大喜びしたが、飲んでみたらただの豆乳。シリアル感はないけど、お腹はふくれた。
こちらは、高齢者向け栄養補助食品。あまり買わなかったけど、いろんな味があって飽きないかも。
(逆光ですみません。)
考えてみたら、介護用のレトルト食品にいろいろな食べ物があるのだけど、手を出す気になれなかった。しかし、とにかく栄養とエネルギー源を撮らなければいけないので、食品の成分表を見てカロリーの高い物を選んで買っていた。こんなこと一生のうち二度とないだろう。